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2005年03月08日

織田信長と掘江貴文

ヒジカタ

ライブドア掘江社長の行動を、戦国時代の織田信長になぞらえる人も多いだろう。さしずめ進行しているフジテレビとの戦いは、「桶狭間」というところか。

さて、それでは改めて、織田信長という人物を振り返りながら、掘江貴文との共通点を見ていこう。

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■信長は、若い頃「うつけもの」と呼ばれた。
常識にとらわれない信長の行動は、常識的な大人たちから見たら「うつけ」にしか見えなかったに違いない。同じく掘江氏の行動も常識的にみたら「うつけ=受け入れ難い」と思われているが、こういった感覚は古今変わらぬ感情なのだろう。

■信長は情報戦で勝利した
「桶狭間の戦い」は奇襲というより情報戦の勝利である。現代の桶狭間といえるライブドア対フジテレビもまさに情報戦であり、情報を上手く操ったほうに勝利は微笑む。

■信長は革命的ツールを活用して勝利した
つまり「鉄砲」であり、革新的ツールである「鉄砲」を武士道に反する道具、卑怯者が使うものと無視した大名は、鉄砲の前にことごとく破れていった。現在のそれは、いうまでもなく「インターネット」である。

■信長は権威を利用した
信長は天下を掌握する過程の中で、時の権威者「足利将軍」を利用した。この点は今後の堀江氏の課題かもしれない。彼はどんな権威を利用価値を見出すのだろう。もしかしたら既存のメディア(=フジテレビ)に、権威の価値を見出そうとしているのだろうか?

■信長は、最後は殺された(本能寺の変)
さて、堀江氏の運命はいかに?



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