株新選組
株投資のエンターテイメントサイト! 

2005年02月12日

魅力的な株式分割

ヒジカタ

■米アップル、5年ぶりに株式分割実施へ・成長力に自信
同社の株式分割は2000年6月以来ほぼ5年ぶり、1980年12月の上場以来3度目となる。携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」の世界的ブームで成長力に自信を深めたようだ。

iPodの大成功で株価が急騰しているアップルコンピュータが、約5年ぶり、上場以来3度目の株式分割を実施するようだ。

アップルは過去、頑固なまでに自社の領域(MAC OS)にこだわり、パソコン業界ではシェアを落し続けてきた。しかし、iPodではじめてウィンドウズユーザーを顧客の対象としたことが大成功に繋がったことで、今後、膨大なユーザーのいるウィンドウズ市場をターゲットにしたビジネス展開に自信を深めたのだろう。先日発売された、『Mac mini』なども、まさにウインドウズ市場向けの製品だ。

今後、アップルは『マッキントッシュ』を売るパソコンメーカーではなく、世界中のパソコンユーザーに魅力的な周辺機器やソフトウェア・コンテンツを販売する会社へ変貌していくと私は思っている。また、iPodをキーに、今後の成長が見込まれるモバイル業界の覇者になる可能性もある。

日本の市場では、株式分割はかつてのような魅力が失われつつあるが(猫も杓子もやりすぎ)、アップルの分割はかなり魅力的に思える。アップル株は日本でも証券会社によっては売買可能なので、私もちょっと検討してみようと思っている(ちと高いがな)。



[HOME]