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2005年02月08日

メディアミックス

ヒジカタ

最近ネタ切れで中断していた「ヒジカタのMBA講座」だが、格好のニュースが飛び込んできたので、今回はメディアミックスについて述べたい。

メディア・ミックスとはもともとは広告戦略のひとつで、複数の広告媒体をうまく組み合わせることで、広告効果を高める手法である。代表的なメディアとしてテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などがあるが、広告媒体としてはどれも万能ではなく長所や短所がある。

テレビ: 視聴者が多く注目度は高いが、コストが高い。
ラジオ: 地域や趣味(趣向)などでターゲットが絞りやすいが、聴取者が少ない。
新聞: 読者層が広く速報性や信頼性も高いが1日でメディアの価値が薄れる。
雑誌: 新聞と比べて、長期的にメディアの価値があるが速報性に欠ける。
WEB: 低コストだが、視聴者に情報を取にきてもらう必要がある。
     また、パソコンの使えない人など、対象が限定される。

これらをうまく組み合わせることで、相乗効果を出すことがメディミックスの狙いである。

そして、近年ではそういった意味だけではなく、もともと1つのメディアで提供されていたものを、様々なメディア(漫画、テレビ、ゲーム、音楽、映画、インターネット)などを通じて多方面に展開・拡大することも指す。代表的な成功例が任天堂のポケモン(ポケットモンスター)である。

さて、ライブドアがニッポン放送の株式を約35%取得し、提携を進めようとしている狙いは、前者のメディアミックスを狙ってのことだろう。

■ライブドア、ニッポン放送に提携申し入れ(NIKKEI NET)
ライブドアの堀江貴文社長は8日午後、都内で記者会見し、ニッポン放送に対して業務提携を申し入れたことを明らかにした。インターネットのサイト運営などを共同で進め、ニッポン放送の企業価値を高めるとしている。

野球(TV)や競馬を使ったメディアミックスには頓挫した堀江社長だが、今度はラジオに目をつけた。

「何でもありかよ」という気もしないわけではない。
メディアミックスは、とにかく複数のメディアを何でも合体すればよいというものでは無く、変な取り合わせのミックスジュース(例えば味噌とオレンジとか)がまずくて飲めないのと同様、メディアだって何と何をミックスさせるかが重要なのだ。

はたして、ライブドアはラジオという媒体でどんなメディアミックス戦略を狙っているのだろうか。

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「目立てば、それでいいじゃん」

<追記>
いろいろ情報を収集すると、ニッポン放送はフジテレビの筆頭株主ということが判明。つまり、ライブドアはフジテレビを傘下に入れることさえ、視野に入れているのかもしれない。



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