風雲！三菱自動車

■三菱自株、フェニックスが６月以降順次売却へ（NIKKEI)

経営再建中の三菱自動車の筆頭株主である事業再生ファンド、フェニックス・キャピタルの安東泰志社長は31日、保有する三菱自株を6月以降に順次売却する方針を明らかにした。

フェニックス・キャピタルは、三菱自工の株を1株100円で引き受けているので、最低でも100円以上で売らないと何をやっているか分からんし、ましてやハゲタカファンドたるもの、微々たる利益で引き上げては名が廃る。100円で取得した株を仮に101円とか102円で売ってたら、恥ずかしくて二度とハゲタカの世界では商売ができんだろう。

ダッセ?

ということは、三菱株はこの先（少なくとも6月までは）100円を絶対に割ることはなく、むしろ上昇傾向と考えてよいのだろうか。それとも、再び100円を割る前に撤退しようというのか。

フェニックスの安東代表は「株価下落を招く売却は避けながら、順次売却する」とコメントしているそうだが、市場には不安が広がって三菱株は下落している。

上がったり下がったり忙しい銘柄だが、今後もますます目が離せない三菱自動車＜7211＞である。