? イートレード証券IPO続報2:株/新選組
株新選組
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2004年12月03日

イートレード証券IPO続報2

ヒジカタ

注目しているイートレード証券<8701>は上場3日目で下降に転じた。

いろんな見方があると思うが、ヒジカタなりの分析を行ないたい。

■イートレード証券のIPOを、他の小型IPOと同質に考えている人が多い。
発行株数の少ない小型IPOでは、初日に公募価格の2倍、3倍となりその後大きく下げる銘柄が多い。小型IPOでは上場後1週間が勝負。一旦下がりだせばすぐに売るのが正解の場合がよくある。大型IPOであるイートレード証券についても、この方程式をあてはめている人が多いのではないだろうか?だから急上昇の勢いが衰えた2日目の状況をみて、本日投げた人が多かった。

■個人投資家中心の商い
断言はできないが、売買状況をみていると、公募組と、初日の初値で購入した組の個人間での取引が商いの中心にみえる。その中で上げるか下げるかの判断に迷って買い手が一気に少なくなり、売り手がそれを少しばかり上回ったのが本日の状況だ。いわゆる機関投資家は本格的に参加していないと思われる。


さて、このような状況であれば、前回も言ったが株価は需給関係で上下し、多数のコンセンサスの得られる価格に向かっていく。

現在のところ、現象面だけ捉えると、需給関係はやや売りが優勢で株価は下がったが、みんなのコンセンサスが得られる株価はまだ定まっていない。100万になるという人もいれば公募を割るという人もいるが、それぞれの意見の支持層は分散しているはずだ。

今後はそのコンセンサスを探る展開になるわけだが、コンセンサスを得るには何らかの拠所が必要なわけで、その根拠(指標)は、それが正しいかどうかは重要ではなく、何が一番分かりやすいか、多くの人に支持されるかである。

そのような指標と、それに対応したイートレード株価を幾つか上げてみよう。

・公募価格ベース:株価30万?50万
・松井証券、マネックスの時価総額ベース:株価80万?90万
・松井証券、マネックスのPER、PBRベース:株価50万?60万程度
・野村證券の時価総額ベース:株価900万円
・ヤフーの時価総額ベース:株価1200万円
・株/新選組の時価総額ベース:株価0円(いきなり倒産やんけ)

皆さんはどの指標を支持する?



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