? イートレード証券IPO続報1:株/新選組
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2004年12月01日

イートレード証券IPO続報1

ヒジカタ

11月30日に上場した、イートレード証券<8701>だが、本日は大方の予想通りストップ高となった(前日比10万円高の60万円)。取引開始より買い注文が殺到し、前場の早いうちにストップ高が確定した。

上場2日目が終わった時点で、ヒジカタの主観を入れながら状況を整理してみる。

■12月1日終値での時価総額は約1850億円。
これは、松井証券の時価総額2800億円と比較して 66%のレベルであり、今後仮に松井証券の時価総額と並ぶとしたら、株価は1.5倍(90万円)の上昇余地を残している。

■買いたくても買えない症候群
総発行株数約30万株、公募55千株の中で、実質売買されているのは2万株弱。発行株数のわずか6%弱である。SBIをはじめとする大株主にはロックアップがかかっており、公募組の多くはさらに上値を狙っているか、もしくは資産株として長期保有を考えている人も少なくない。買い手に対して、圧倒的に株数が不足している状況だ(だからストップ高になるわけだが)。
ちなみに本日の買残は約8000株ほどあり、明日もストップ高気配だ。

■100万円超ムード
3分割の発表により、「分割後の株価=公募価格(40万)」という(あまり根拠もない)目標が自然と出来上がっているようで、株価は100万円を超えて当然のようなムードが高まっている。よって100万円以下ならなんとしても手に入れたいという買い手が殺到している状況だ。

いうまでも無いが、短期的な株価に最も影響するのは、指標でもなんでもなく、需給のバランスと市場のムードである。イートレードの場合は需給バランスが大きく崩れていることに加え、指標的にも割安感があり、大量に売られる不安がないことなどが人気に輪をかけている。

買い煽りをするつもりは全くないが、冷静に考えてまだまだ上昇する可能性が高く、逆に大きく崩れる要素は少ないというのがヒジカタの見解だ。具体的にはあくまで直感だが、80万円がひとつの山になるとみている。それをあっさり超えるようだと・・・・・・



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