広告業界が変わる
当サイトでも採用しているグーグルアドセンスは、サイトに書かれた記事に応じて最適な広告が配信されるという画期的なネット広告だ。サイトオーナーにとっては手間がかからず非常に便利であり、世界中で広まりつつある。
インターネットの利用時間がテレビを完全に逆転し、アドセンスのようなしくみが登場した現在、広告配信の主役が企業から個人へと移行する流れは止められないように思う。現在のところ、世界中の広告コストの中で広告代理店や企業サイトに入るお金は依然９５％以上で、残りの僅かが個人の収益になっているようだが、これもいずれは均衡、逆転していくのではないだろうか？
このような流れは、インターネットラジオの世界にも押し寄せているらしい。
■PodcastAds（百式）
iPodを入手したせいもあってPodcastingにはまっている。RSSを使って自動的に音声プログラムをダウンロードしてくれるので、聞き逃しがない。HDDレコーダーがテレビに対してしたことをPodcastingはラジオに対してしてくれるのだ。通勤途中や、ちょっと時間が空いたときにはすかさずPodcastingを聴く習慣がすっかりついてしまった。
そして新しい習慣が生まれたときは広告産業にとってのチャンスでもある。習慣は継続的に行われる行動である。そこに広告を入れれば継続的にターゲットに露出できるからだ。
Podcastingとは、人気のHDDプレイヤー「iPod」に音声コンテンツを配信するサービスらしいが、WEBのようなテキストだけでなく、音声にもこのような流れが出てきているわけで、やがては映像の世界にも及んでくるだろう。
つまり、広告業界は今後、一大転機を迎えるといって過言ではない。従来のような広告代理店主役のビジネスモデルは衰退し、一方「個人」が主役のビジネスモデルを提供できた企業が躍進するのではと密かに注目している。
このへんの会社に期待！
・サイバーエージェント＜4751＞
・ライブドア＜4753＞
・ジャパン・デジタル・コンテンツ＜4815＞
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・カカクコム＜2371＞
