「セリーグ株」と「パリーグ株」
■ライブドア、西武球団買収に意欲・100億円未満で（NIKKEI）
インターネット企業ライブドアの堀江貴文社長は8日、日本経済新聞記者と会い、売却の方針が固まったプロ野球西武ライオンズについて「（買収価格が100億円未満に下がるなどの）条件が合うなら欲しい」と、金額次第で買収に乗り出す考えを明らかにした。
もしも、「セリーグ株」と「パリーグ株」というのがあたっとしたら、皆さんはどちらを買うだろう？私なら迷わず「パリーグ株」を買うし、間違っても「セリーグ株は買わない」。何故なら「パリーグ株」は底であり、「セリーグ株」は天井だと思うからだ。
ダイエーや西武の球界撤退が、”パリーグの危機”なんて言われているが、本当にそうだろうか？私に言わせると、パリーグの不良債権が処理され健全な方向へ向かっていると見える。「パリーグ株」は悪材料が出尽くした状態といえるわけだ。
そして、仮に、楽天＜4755＞の参入に続いて、ソフトバンク＜8473＞とライブドア＜4753＞がパリーグに参入したとした場合、これは「パリーグ株」にとって大きな材料になる。
そして、一方の「セリーグ株」はどうだろう？
セリーグの命綱は巨人の人気であるが、これがいつまで続くかあやしい。
そのうち、ソフトバンクが金にもの言わせて巨人の主力選手をどんどん取っていくかもしれんし、他球団の人気選手だってFAで楽天やライブドアにどんどん移籍してしまうかもしれない。高校、大学の有力選手だって、逆指名で今をときめくIT企業を選ぶ可能盛大だ。こうなったらセリーグ人気なんて風前の灯火。視聴率だってがた落ちになる。「セリーグ株」に下がる理由はたくさんあれど、上がる理由を探すのは難しい。
さて、皆さんなら「セリーグ株」と「パリーグ株」、どちらを買うだろうか？
