相場師ヒジカタ
ヒジカタだ。
自分の投資成績のあまりの低落ぶりに、「これでは、いかん」と思い、株の勉強に真面目に取り組もうと心に決めた。
早速、Amazonで書籍を購入。
相場師一代
「読む本が、ちょっと違うだろう！」（チャートとかの勉強せんかい）
との突っ込みが聞えてきそうだが、これでいいのだ、これでいいのだ。（ぼんぼん、バカモン、バカモン、ボン）
株で成功するには、まずは成功した投資家、相場師の生き様を知ることが何より重要である。先人の成功体験から、イメージトレーニングをするわけだ。
しかし、”まえがき”でいきなり勉学の志を砕かれた。
私は自らの人生を自らの手で綴ることにより、株で成功することは不可能に近いという事実を伝える使命があると思い、筆をとることにした。
世間の人たちは、私があたかもこの”不可能”を覆して株の売買で成功し、巨万の富を得たと思っているだろう。しかし決してそうではない。私は実際、今でもすっからかん。財産も何も残ってはいない。このことを著書で警告したいのである。
『相場師一代：是川銀蔵 より引用』
うーむ、最後の相場師とよばれた是川銀蔵さえ、最後は破産しているのだ。私の成績がトントンなら優秀なほうだろう（+_+）＼バキッ!
冗談はともかく、この本、読み物として最高に面白かった。
何十億儲けたとおもえば、すぐに破産して、また何百億儲けて、また損をして。波乱万丈の人生とはこういうものかと思い知らされるとともに、勇気と感動を与えてくれた。
