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2004年09月19日

金の卵

ヒジカタ

先月、Googleがナスダックに上場し、大きな成功を収めたのは記憶に新しい。
今やインターネットの必須ツールとなり世界中で使われているGoogleであるが、ほんの5年前にはほとんど知られていなかった。そして、今から3年後、5年後にはまた、新たなGoogleのようなスーパー企業が生まれているだろう。

今回は、そんなGoogleの次に来るかもしれない、注目すべき金の卵を紹介する。
その名も、『Skype』

P2P(peer-to-peer)という技術でインターネット網を使って通話をするソフト、「Skype」を開発しているルクセングルプの会社だ。
IP(インターネット網)を使った通話ソフトは数多く存在するが、「Skype」は通話品質の良さ(電話と同等かそれ以上)や導入のしやすさなどから、この手のソフトのデファクトスタンダード(事実上の標準)になる可能性を秘めている。日本ではまだ知名度は低いが、海外では圧倒的な支持を受け、ユーザー数も劇的に増えている。

現状では、ヘッドフォンとマイクを使ったボイスチャットソフトの域を脱しておらず、普通の人が電話のように気軽に使える代物ではないが、今後の発展によっては、固定電話や携帯電話とほとんど変わらないような製品に搭載されるかもしれない。既に、このソフトはパソコン上だけではなく、PDA(携帯情報端末)などにも移植が進んでおり、携帯電話への搭載も技術的には可能らしい。

インターネットに繋がる場所であれば、電話料金はメールなどと同じく、無料になる時代はきっと来る。あなたが使っている携帯電話も、自宅や会社、駅の構内や喫茶店などのでは。無料のIP電話として使えるようになるだろう。

その時、世界中の携帯電話に『Skype』が搭載されているかもしれない。

●会社概要
Skype は、世界初の P2P テレフォニー会社です。
Skype は、従来の通話をインターネットでの音声コミュニケーションに進化させる P2P テレフォニーをグローバルに展開する会社です。
電話と回路交換ベースのネットワークは 19 世紀に発明され、それ以降の進歩とは、部分的な改良が付け加えられてきたということでしかありません。現在サービスを行っている電話会社の多くは、割高な料金を通話に課し、技術革新によるサービスをユーザーに提供していないのが現状です。しかし現在、ブロードバンドの到来と急速な普及により、テレフォニーの様相はダイナミックな転換を遂げています。
テレフォニーがソフトウェアとブロードバンドによるキャリヤーへと展開する中で、最先端を走る会社、それが私たち Skype です。
新境地に突入するテレコミュニケーションの世界では、通話が時間と距離によって料金が請求されるという従来の概念が一変されるのです。しかしながら、電話会社の多くは旧態依然として、高い利用料金に頼るビジネスモデルに固執しています。Skype は、ハイクオリティの通話を世界規模で、無制限に、しかも無料で利用できるサービスをお届けすることで、テレコミュニケーションの常識を根本から覆します。

ソフトバンクとか、ライブドアあたりが、買収したりして。



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