株新選組
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2004年09月07日

台風と株式相場

ヒジカタ

「風が吹けば桶屋が儲かる」というが、台風が経済に与える影響は様々である。

台風18号

儲かる企業もあれば、大損をする企業もある。

私の父親は某アンテナ会社を経営しているのだが、台風が来ると売上が飛躍的に高まるらしい。アンテナの多くは屋根の上に設営されているので、台風で壊れたり飛ばされたりして新たな需要が生まれる。アンテナ会社では、その年に発生した台風の数で年度決算が決まるといっても過言ではなく、不謹慎な話だが、子供の頃より、夏が終わるこの時期になると、台風が上陸することを心より切望し、台風関係のニュースに一喜一憂する父の背中を見て私は育った。

一方、台風で損をする企業を考えてみると、真っ先に思い浮かぶのが、運輸や物流関係である。交通会社、運送会社、物流会社。台風による交通の麻痺などでかなりの損を出しているのでは無いだろうか。
米や大豆など、農作関係も被害が大きそうだが、こちらは株価というより先物市場などに与える影響が大きいような気がする。

実際、台風が株価にどのように影響を与えているのか、興味深いところだが、ご存知、J_Coffeeの株式投資日記さんでは、『台風と損保株』という研究がされている。

この研究によると、台風が損保株に与える影響はほとんど無いそうだ。
損保株に影響しないということは、個々の企業で影響はあっても、マクロ的に見れば台風と株式相場に、大きな因果関係はないのかもしれない。

J_Coffeeさんに習って、損保以外でも、様々な企業でと台風との因果関係を調べてみるのも面白いだろう。もしも、ある企業の株に因果関係を見出せると、大儲けできると思うぞ。

やってみないか、諸君。
私は、面倒くさいのでやりたくないが(+_+)\バキッ!



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