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2004年08月29日

NTTグループvsソフトバンクグループ

ヒジカタ

マンモス絶滅の原因には様々な説があるが、我々人類の祖先が食用に狩猟しすぎたのが原因だという説もある。

マンモスと人類の祖先

日本テレコム、固定電話の基本料下げ(アサヒコム)
ソフトバンク傘下の日本テレコムは28日、固定電話の新サービスを12月に始め、NTTがほぼ独占している基本料を200円程度引き下げる計画を明らかにした。KDDIも参入を検討している。NTTが開放義務を負う未利用電話回線を借り上げることで安くする狙い。

ソフトバンクグループによる、巨像NTTグループ狩猟作戦の第一弾がいよいよ動き出した。
仮に、日本テレコムが顧客にしている約17万社と、ヤフーBBの顧客(約500万)がこのサービスを利用した場合、ざっと計算しただけでソフトバンクグループは毎年2000億円以上のキャッシュをNTTから奪うことになる。(法人は平均30台分の基本料を支払っていると仮定)

第一弾と書いたのは、あくまで序章に過ぎないからだ。
今後は、本命である携帯電話事業への参入も控えている。基本料金の値下げ、通信料金の値下げ、定額制など、次々とNTTグループの顧客を奪う戦略を展開してくるはずだ。

もちろん、NTTグループも黙っていないと思うが、冒頭の図にあるように、巨大なマンモスも知略とスピードを持った人類には勝てなかった。NTTも古代のマンモスのように、ソフトバンクグループの食用となる運命なのか?

今後の両グループの戦いに、ますます注目していきたい。



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