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2004年08月22日

音楽ビジネス革命とライブドア

ヒジカタ

私が懇意にさせてもらっているインターネットラジオのDJとよく話をするのだが、日本の音楽業界は今のままでは発展しないし、世界のトレンドに大きく取り残されてしまう。

彼がDJをしている番組では、海外の曲はほとんど流せても、日本の曲はほとんど流せない。

問題は、旧態依然とした日本のレコード業界の体質、がんじがらめの著作権法にある。
インターネットの普及やMP3のような技術が開発され、音楽のネット配信が期待されて久しいが、日本ではそれがなかなか進まない。Winyというファイル交換の開発者が逮捕されたのは記憶に新しいが、逮捕された開発者は、Winnyの開発が『時代に合わない現在の著作権法を崩壊させる』のが目的だったと公言している。

海外では、アップルコンピュータがiTuneミュージックストアという革新的なサービスで、音楽のネット配信を大きく進展させている。しかし、これまた日本での展開にはかなり難航しているようだ。
日本の音楽業界がいつまでも新しい音楽ビジネス形態を拒否していると、プロ野球のように才能あるアーチストが海外へ流出してしまうのではないだろうか。

そんな閉塞状態の、打破勢力として期待できるのが、ライブドア<4573>だ。
いろいろ批判も多いが、少なくとも堀江社長のリーダーシップのもとに、インターネットが持つ革新性を具現化すべく、突っ走っているのがライブドアという企業だと思う。

音楽方面でいえば、現在ポータルサイトで、新人アーチストの発掘オーデションを開催するなど、面白い試みを始めている。

こんな試みを通して、何人かのスターを集めることができれば、音楽ビジネスの基盤もできる。

それに、既にスターは2人いる。
ホリエモンと倉木麻衣だ。

ホリエモン(堀江社長は)、必要なら躊躇なく歌手としてデビューするだろうし(歌がうまいかどうか知らんが)、プロ野球団を買うようなお金があれば、倉木麻衣やほか数人の有名アーチストと専属契約を結べばよい。スターさえ確保できれば、あとはライブドア流の音楽ビジネスを展開すればよい。

いかがだろう、日本で音楽ビジネス革命を最初に成功できるのは、ライブドアかもしれない。



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