株新選組
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2004年08月20日

PDAビジネス

ヒジカタ

昨日、私がもうひとつ主宰しているWEBサイトを拠点に活動をしている、Palmコミュニティの皆さんに、株/新選組を紹介した。お蔭さまでいつもより多くの来訪者があり、サイト開設以来、はじめて1万アクセス/日を突破した。訪問してくださった皆さんにはお礼を申し上げたい。

Palmというのはご存知ない方もいると思うが、世界で最も使われているPDA(携帯情報端末)である。日本ではソニーがCLIEという製品を販売している。

palmpilot
<初代PalmPilot>

今から数年前、PDAは”ポストPC”として大きな期待を集めた時期がある。
中でもトップシェアのPalm社がナスダックに上場した2000年が、おそらくPDAが最高に盛り上がった年だろう。

その後、PDAビジネスは横ばい、もしくは縮小傾向にあるといわれている。
携帯電話が高機能化し、PDAの機能やインターネット機能を持つことで、PDAはもう必要ない、PDAはビジネスにならない、と考える人が多くなったのが主な原因だ。

しかし、私はそう考えていない。
PDAが持つ機能のニーズが廃れたわけではない。PDA機能のニーズは今でも確実に存在するし、これからも拡がっていくだろう。

それを、どのようにユーザーに提供するかが問題だ。

今後、携帯電話会社の競争がますます激化し、通信料金がどんどん下がっていったとき、携帯電話を差別化するのは、音声通話以外の付加機能でしかなくなる。もともとはオマケでついていた機能が主役になるのだ。そして、これこそがPDAが目指していたものと一致する。

結局のところ、これからの携帯電話ビジネスは、『いかに素晴らしいPDAをユーザーに提供するか』ということだと私は考えているが、いかがだろう。

PDAビジネスは終わりではなく、今から始まろうとしているのだ。



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